次男の発達障害が分かるまで①

寝転ぶこども 発達障害

 

こんばんは ましろです!

 

今日は我が家の幼稚園児次男が、

どのような経緯で発達障害(ASD)の診断にまで至ったかをお話します。

診断に至るまでに、様々な困難や私自身の葛藤がありました。

その時の状況や心境なんかも正直にお話していきたいと思います。

↓↓↓↓

 

はじまり 

1歳から始まった突然の偏食

 

次男は生まれてすぐに黄疸があって退院が少し遅れたり、

生後6ヶ月の頃には小児喘息で1週間程入院をしていました。

胸の中央部が凹んでいる変形で、助軟骨の変形が原因とされている、

漏斗胸(ろうときょう)だと言われました。

 

そういったこともあり、少し体も弱い方なのかもしれません。

 

退院後、体調も良くなり喘息も安定してきた頃、

離乳食を始めました。母乳を拒否し始めたのも理由の一つです。

 

離乳食は思いのほか順調に進みました。

長男の頃は逆になかなか進まずやきもきして、

なんで食べてくれないんだろう 私のせいかなと、

悩んで過ごした記憶があった為、次男の時は進まないのを覚悟して臨んでいましたが、

逆に拍子抜けしたのを覚えています。

ごはんもおかずもくだものも野菜も、

目の前に置かれたものはなんでもどんどん口に入れていきました。

 

1歳前までは・・・。

 

1歳になる少し前、風邪をひきました。

 

喘息発作も出て、2,3週間食事もまともにとれない日が続きました。

症状が落ち着き、回復食から通常の食事に戻していこうとしたのですが、

た、食べない・・・!!!!!!(; ・`д・´)

え、うそでしょ!? あなた何でも食べる子だったよね!?

 

それが、次男の偏食の始まりでした。

 

 

日々感じる違和感

~自我の目覚め~

1ヶ月経っても2ヶ月経っても改善されず、

食べるものといえば、

白米(ふりかけと鮭フレークはオッケー)、うどんとラーメンとそうめんの麺(中の具や、パスタや蕎麦はダメ)、パン(市販の細長いアンパンマンスナックのみ)、ポテト(マックのような細長い形のみ。半月や皮付きはダメ)、しらす、海苔、牛乳、プリン、ゼリー(具のないもの)、シンプルなクッキー、チョコ、おせんべい、バニラアイス、リンゴジュース。

 

数か月経っても1年経っても次男の食事に変化はなく、小児科でも相談しました。

 

かかりつけ医の話によると、

次男の体調が悪くて食事で嫌な思いをした(おいしくなく感じた等)のタイミングが、ちょうど一歳頃に起きており、自我が芽生えたタイミングとほぼ同じであったのが原因ではないか、

ということでした。

 

確かに、次男は1歳頃から自我を持つようになり、

その頃からルーティーンやこだわりが強く、

子育てに手を焼いていました。

それはただ単に、俗に言われる

“いやいや期”

とは似ているものの、一般のお子さんとは少し違っており、

その違和感は私自身感じていました。

ただ、長男の時にも感じた違和感と困難感でもあったので、さほど気にしていなかったというのも事実です。

例えば、

・チャイルドシートやベビーカーには絶対に乗らない

・外へ出ると自分の興味のある方向へ猛ダッシュする

・絶対に手を繋がない

・外出先ではどこでもうつぶせになり(アスファルトの地面でも、公衆トイレであっても!)、全身でモップ掛けをする

この辺りは長男の頃もありました。

ただ、少し長男と違うなと感じたことがあります。

・決まった道の同じ場所を通らないと気が済まない

・自分の言ってほしい言葉を人に強制する(人形遊びでの台詞など)

・集中しているときに話しかけても気が付かない

・あまり笑わない

・くるくるその場で回る

・自分の頭を両手で叩くしぐさを頻繁にする

・自分のルーティンがあり、崩れると初めからやり直す

・眠りが浅く、いつも悪い夢をみてすぐ起きて大泣きするか怒っている

・人見知りはしないが、自分より下か同年齢の子供に対して敵対心を持っている

・手が汚れることが苦手で食事の途中で何度も手を洗う

・癇癪をおこしやすい

・自分の好きなものがはっきりしていてとことん追求する

・偏食が強い

長男の頃には感じなかった困難感を感じるようになりました。

うちの子は他の子と少し違うのかもしれない。

薄々感じていましたが、その違和感がとても不安で、気づかないふりをしていました。

しかし、毎日次男を連れて長男を幼稚園に送迎していると、気づかないふりではいられない

兄弟の送迎の付き添いで1~2歳の次男と同じ年頃の子が、車のチャイルドシートからすんなり降りて、

お母さんと手を繋いで、一緒に門まで歩いている。

兄弟を見送った後、また手を繋いだまま車に戻ってすんなりチャイルドシートに乗って、ものの5分程度で幼稚園から立ち去っている。

え・・・。

マジック?イリュージョン?

しかも、

みんなそうしてる。

 

こちらは毎日、

出発前からチャイルドシートに乗せる為に、

玄関のカギを次男が二回開け閉めしてから同じ道を通って車庫まで行くというルーティンをこなし、

チャイルドシートを嫌がる次男を40分説得してなんとか乗ってもらい、

幼稚園の駐車場についても今度はチャイルドシートから降りたくないと大泣きされ、そこから10分説得。

・・・無駄だ。このままでは遅刻する。

強行突破で、

大間のマグロ一本釣り!みたいになる次男を抱え、車を降りる。

でも抱っこが嫌でするりと腕を抜け、駐車場を走って逃げようとする次男の手首や服を必死で掴み、追いかける。

結果長男は放置。次男と私の後を一生懸命一人で追いかけてついてくる。

「駐車場ではお子さんの手を繋いでください!」

と先生に注意され、謝りながらなんとか長男をクラスまで届ける。

“駐車場では危ないから手を繋がなきゃいけないなんて分かっている。

どこへ行くか分からないし危ないから手を繋がなきゃ!と、私が一番思っている。”

でも振り払われるのだ全力で

本当なら次男だけでなく長男の手も繋いで連れて行ってやりたい。やらなきゃいけない。

でも次男を追いかけるので精一杯。文字通り手が足りないのだ。

長男本当にごめん、と思いながら、

長男を送り次男と車に戻った後、チャイルドシートへ乗ってもらうだけで1時間かかった。

涙が出た。

止まらなかった。

どうして

どうしてうちの子はこんなに手がかかるのか。

でも次男も必死で抵抗をしている。

次男も辛いだろう。

親子で泣きながら家へ帰った。

 

そんなことがほぼ毎日続き、ある日幼稚園の門の前で次男が寝転がって全身モップ掛けを始めてどうにも動かなくなった時、私の中で張りつめていた糸が切れました。

遅刻して送迎にきた保護者がまだいる中で、私は次男の前でしゃがみこんで泣いてしまいました。

 

園長先生が私に気が付き、大丈夫かと声をかけてくれました。

 

「たぶん、わからないけど、発達障害かもしれなくて・・・。」

 

私から出た言葉でした。

ああ、やっぱり私そう思ってたんだな。

その時気が付きました。

園長先生は、

この園には発達障害の子もクラスに1人ずつくらいいるよ。

一緒に楽しくすごしているよ

必要ならサポートするよ

一人で悩まないでね。

そう言ってくれました。

その日、かかりつけ医を受診して、これまでの困難感を話しました。

つづきます。

 

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尊敬するかかりつけのお医者様に教えていただいた本です。

少し難しいですが教科書のようにして使っています。

 


 

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この記事をかいた人

夫、小学生長男、幼稚園児次男と暮らすアラフォーママ。
幼い頃から絵を描くことや鑑賞することが好きで母にたくさんの絵本を読み聞かせしてもらった経験から、大人になった今でも絵本が大好きです。自分の子供と2週間に1度図書館へ行くことが家族行事になっており、様々な絵本に触れています。同じように子育てをするママさんへ、絵本選びのお手伝いをしたいと考えこのブログを立ち上げました!

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